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大久保 崇寛

システムマネジメントサービス2部 エンジニア
2015年入社

前職でのお仕事内容、ポジションは?

前職では、主にネットワークインフラの設計~検証~構築の作業工程を担当していました。一緒にプロジェクトを推進するメンバーは、1~3名であることが多く、私は主に詳細設計のリーダーを務めることが多かったです。

当時は、予算やスケジュールを含め、お客様の要望にあったネットワーク環境の構築を行い、問題なく納品していくことがやりがいでした。しかしながら、自ら構築した環境の運用設計やネットワークの監視を行っていなかったため、現場でどういったアラートがどのくらいの頻度で発生しているのかなど、運用のすべての状況は把握できていませんでした。納品後の対応が、ユーザーコールやエスカレーション発生時の障害対応のみだった点にもどかしさを感じながら働いていました。

アークシステムに転職したことで実現したことは?

アークシステムへは、2015年に当時27歳で入社しました。実現したことは大きく3点あります。

1点目は作業工程の拡大です。以前は作業工程の一部(主に下流工程)のみが主担当でしたが、アークシステムに転職したことにより、上流から下流まで全ての作業を、お客様のそばで行うことが出来るようになりました。お客様の近くで業務を行うことにより、どんなことに困っており、何をやっていきたいかなどをお客様から直接聞くことができますし、自分で解決もできることは、とてもやりがいのある仕事だと感じています。

2点目は、社内交流です。前職では社員が一堂に集まる機会は一切なく、社内交流が少なかったです。自ら交流を図ろうと動いても他のメンバーの業務状況が読めず、交流できるタイミングは必然となくなっていきました。アークシステムに入社し、社内の部活、勉強会、社内イベントへの参加により、業務以外でも社員とたくさん交流を図ることができました。そのおかげで、技術に関する情報収集や意見交換を行うこともでき、自身のモチベーションをさらに大きく高めることができています。

3点目は、研修によりあらゆる知識量を増やしやすくなったことです。本やネットで調べた知識だけではなく、ロジカルシンキングなどSEとしての基礎を始め、さまざまな研修を受けたことで、より実務に活かせる知識やビジネススキルを得ました。その他にも、先輩方が試験対策や業務で必要な技術についての勉強会を開いてくれました。今できていることは、さらにそのスキルを伸ばす。得意分野は、さらにそのスキルを伸ばす。苦手分野は、少しずつその概念・考え方を学び、実践しながら身に着けられると感じています。

今、こんなプロジェクトに参加しています

定常運用と呼ばれる、定期的に訪れる悪性通信の遮断、解除対応や通信要件の変更作業、さらに、障害対応やお客様からのお問合せ対応がおおよそ3割を占めています。残り7割程の業務は、ニーズごとに随時発生するプロジェクト作業となっており、現在はDHCP/RADIUSサーバー・ネットワーク機器の更改、そして、ネットワーク機器のバージョンアップ対応を行っています。

またプロジェクトだけでなく、今後(2020年以降)続々と導入される無線の規格Wi-Fi6を見据えて、新規無線機種選定や検証も実施しています。業務をする際は問題が発生しないよう、さまざまな方と連携しながら行うことを心がけています。お客様とも頻繁にコミュニケーションを図りながら業務を遂行し、充実した毎日です。

これからアークシステムでやりたいことは?

現環境ではメンバーが3人と少ない人数ではありますが、リーダーポジションにつくことができました。そのため、これからはリーダーシップ、プレゼンテーションやコミュニケーションなど、ヒューマンスキル向上に必要とされる能力をこれまで以上に付けていきたいです。そして、お客様や一緒に業務を遂行するメンバーから信頼され、必要とされる人物になり、問題なく業務を遂行しながらマネジメントもできる存在になっていきたいです。

またヒューマンスキルだけでなく、まだまだ私自身に足りていないテクニカルスキルにも磨きをかけるために新しい技術の勉強に取り組んでいき、それらを後輩に受け継ぐべく教育・育成も行っていきたいです。

プライベートでの楽しみ

プライベートの楽しみは何と言っても、人との交流と体を動かすことです。いろんな人との交流や知らない人に会うのが好きで、交流の内容は「飲み会」や「よさこい」が重きとなっております。アークシステムに入ったタイミングで始めた「よさこい」は来年も継続することになり、なんだかんだ4年目の趣味となりました。(人生で一番長い趣味)よさこいは年中、日本のどこかでお祭りがあります。それに向けて毎週末に行う練習で仲間と汗を流す様は、中学時代の部活を思い出します。存分に体を動かした後の飲み会は最高です!

そんなプライベートの楽しみもあるからこそ、心も体もリフレッシュした状態で毎週業務が開始できているのだと、あらためて実感しています。

※ 掲載内容および社員の所属は取材当時のものです