アークシステムの業務事例

オープン基盤ソリューションの事例

ネットワークの再構築・改善・最適化の事例

ブロードバンドでコスト削減!大規模ネットワーク構築

企業の大規模ネットワークにおいて、コンシューマ向けのブロードバンド回線を活用し、高速で、可用性の高いネットワーク環境への改善を、低コストで実現いたしました。一般的にブロードバンド回線は、信頼性への懸念から、企業ネットワークでの使用が敬遠されがちですが、リスクを回避するためのさまざまな工夫をほどこすことによって、エンタープライズシステムでの使用も充分に可能なことを実証した事例です。

この支援において当社は、お客様とベンダー・キャリアの間に入って支援させていただいたことで、ベンダー・キャリアのいいなりにならず公正な選定を行い、お客様のメリットを最大化することができました。

ブロードバンド回線を企業で使用することに不安をお持ちの方や、ネットワーク費用は光熱費のようなもので大幅なコスト圧縮は難しいとあきらめかけている方に、ぜひお勧めいたします。

お客様の業種

情報

お客様の目的

ネットワークコスト削減、通信高速化、信頼性向上

アークシステムの支援の特徴

お客様とベンダー・キャリアの間に入って支援させていただいたことで、ベンダー・キャリアのいいなりにならず公正な選定を行い、お客様のメリットを最大化

プロダクト

(ブロードバンド、ADSL、VPN、WAN)

ポイント

  • コンシューマ向けブロードバンド回線でも、信頼性を損なわずに大規模企業ネットワークを実現
  • 通信の帯域を拡大し、現状比20倍以上の高速化を実現
  • ランニングコスト大幅削減 (現行の1/2)
  • ベンダー・キャリアのいいなりにならず、複数のキャリアを組み合わせ、お客様のメリットを最大化

1.ネットワーク再構築にいたった経緯

A社では、広域イーサネットをバックボーンに配し、専用線を支線の足回りの主体としたネットワーク環境を使用していましたが、長年ネットワーク構成を変更しておらず、見直すべき時期にさしかかっていました。一方で情報システム全体のコスト削減とサービスレベルの見直しを推進するうえではネットワークも例外ではなく、長きに渡って改善に取り組んで来なかったネットワーク環境と一律に提供していたサービスレベルを見直すことで、コスト適正化を図るとともに、通信高速化、可用性向上を提案し、実現いたしました。

説明図:ネットワーク再構築にいたった経緯 (背景、課題、解決策)

2.A社にてアークシステムが果たしている役割

私たちアークシステムは、A社のシステムセンター運用とシステムインフラの保守、刷新、改善を一手に引き受けております。IT基盤環境に関する運用管理、企画・調査・検討、マネジメント、コスト管理、オペレーションなど、あらゆる範囲をカバーしております。

アークシステムは単なるシステム運用管理業務の業務委託ではなく、A社のITミッションに関するフロント機能として多くのベンダーやキャリアに相対し、お客様の要望を具現化、推進していく役割を担っています。

概要図:アークシステムが果たしている役割

3.ブロードバンド回線活用のポイント

速い

現状比20倍に高速化
光ブロードバンド (100Mベストエフォート) 回線において、実効は20Mbps以上。

安い

ランニングコスト1/2
光ブロードバンド回線を2本引いた場合でも、ランニングコストは専用線1本の半額。

旨い

回線とWANの二重化で専用線並みの信頼性
専用線より信頼性の劣るベストエフォート回線は、WANも含め二重化することで、専用線並みの信頼性を確保。WANを二重化する時は、キャリアを分けることで信頼性はさらに向上。

4.新ネットワークの構成 (最終形)

説明図:新ネットワークの構成 (最終形)

5.新ネットワークの特徴

【特徴1】良い意味での "割り切り"

高品質・高価・低速な企業向け専用回線を継続せずとも、ベストエフォート・安価・高速なコンシューマ向けのブロードバンド回線のメリットを選択 (企業向けに採用出来ると判断)

ベストエフォートによる信頼性低下のリスクは、回線とWANを別キャリアで二重化して担保
[例]ADSL回線と光回線の2本で回線を冗長化した場合

ADSL回線 99.85% 年間13.14時間ダウンタイム
光回線 99.971% 年間2.54時間ダウンタイム


100% - ((100% - 99.85%) × (100% - 99.971%)) = 99.99995%
年間13秒ダウンタイムとなり、企業向け専用線より信頼性が高い

拠点のネットワーク機器を、高価・高機能な外国製品から、安価・必要最低限機能の国産品に変更

説明図:新ネットワークの特徴

【特徴2】ネットワーク設計

VPNを活用しネットワークを設計
WANを新サービスに切り替えても、機器設計は変えなくてよいため、常に最新のWANサービスをタイムリーに組み込むことが可能

各データセンター向けの通信フローを物理的、論理的に分散
従来ネットワークは構造上、通信が1つのデータセンターへ集中する経路であったため、新ネットワークでは全データセンターをWANに直結し、トラフィックをデータセンター単位に分散させ、複数の回線を束ねて利用することで、物理的・論理的に負荷分散し、ボトルネックとなるリスクを軽減

新規拠点へのネットワーク展開期間が短縮するよう配慮
回線納期の短いサービスを選定し、かつ納品フレームを見直すことにより、新規拠点へのネットワーク展開の開始から拠点立上げ完了までの展開期間を短縮

6.ブロードバンドを活用した大規模企業ネットワーク再構築の効果

一般的には信頼性への懸念から、企業ネットワークでの使用が敬遠されがちなブロードバンド回線ですが、さまざまな工夫によってリスクを回避することで信頼性を確保し、かつ、拡張性の課題をクリアしながら、高速で安価というブロードバンドの特徴を最大限に享受できるネットワークが実現できることを実証しました。
また、ネットワーク再構築全体を1社のベンダー・キャリアに任せるのではなく、複数のベンダー・キャリアを組み合わせ、当社が公正に選定・コントロールすることで、コストパフォーマンスの最大化を実現しました。

「課題1.通信速度をあげたい」に対しては・・・

  • 光ブロードバンド回線を活用することで現行の20倍以上の高速化を実現
  • 二重化した回線をAct / Act構成で使用することで、実質、40倍の高速化

「課題2.ネットワークコストを下げたい」に対しては・・・

  • 安価なブロードバンド回線とネットワーク機器への変更で、ランニングコスト大幅削減 (現行の1/2)

「課題3.信頼性を改善したい」に対しては・・・

  • 回線とWANをそれぞれ別キャリアで二重化し企業向け専用線並みの信頼性を確保

「課題4.良いサービスにはすぐ乗り換えたい」に対しては・・・

  • VPNで設計することにより、新しいWANへの乗り換えを容易化
  • 回線納期の短いサービスを選定し、新規拠点を展開する展開期間を短縮

効果を確実に享受するには、いくつかのリスクに対処する必要があります (複雑になりがちなネットワーク設計を簡素化する仕掛け、ベストエフォート回線の運用の工夫など) 。
本ネットワークを企画・構築し、現在は運用を推進しているアークシステムには、そのノウハウがあります。

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