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第3章 :Struts1.3によるWebアプリケーションの作り方 (構築編)

8最終確認とコンパイル

Deployment Descriptorファイル (web.xml) の確認

ログオンアプリケーション用のWeb Deployment Descriptorファイルは「リスト:web.xml」のようになります。

リスト:web.xml
リスト:web.xml

このファイルで注目していただきたいのは、 Strutsのサーブレットクラスの定義 (「リスト:web.xml」の1) と、そのクラスへマッピングするURLパターンの定義 (「リスト:web-xml」の2) です。MVCモデル2を構成するコントローラーであるサーブレットは、Strutsが提供するActionServletを今回はそのまま利用します。このサーブレットクラスの定義が「リスト:web-xml」の1です。また、ログオンアプリケーションへのすべてのリクエストがコントローラーに集約されるようにマッピングを指定しているのが「リスト:web-xml」2の部分です。この指定により、リクエストURLの最後が.doのものはすべてActionServletに渡されることになり、MVCモデル2のコントローラーとして機能することができるのです。

ファイルの配置とコンパイル

あとは、各ファイルを配置し、javaファイルのコンパイルを行い、Webアプリケーションのwarファイルを生成するだけです。前述のそれぞれのリソースを、冒頭で説明したディレクトリ階層に図のように配置します。

説明図:ディレクトリ階層
図:ディレクトリ階層

javaファイルをコンパイルし、WEB-INF/classes にclassファイルを配置し、WEB-INF/src/confディレクトリ内のpropertiesファイルを WEB-INF/classes/conf にコピーすればアプリケーションの準備は完了です。あとは、Logonディレクトリをカレントディレクトリとして WAR ファイルを生成すればWebアプリケーションが完成します。完成した WARファイルをJ2EEアプリケーションサーバーにデプロイし、アプリケーションにアクセスすれば図のようなログオン画面が表示されるはずです。本文で紹介していないビジネスロジックのクラスなどは、文末に提示してあるので、参考にしてください。例では、ユーザーID guest、パスワード guest のみがログオンに成功するようにビジネスロジックのクラスがつくられています。

スクリーンショット:ログオン画面
図:ログオン画面

※本稿は月刊JavaWorld (株式会社IDGジャパン発行) 2003年9月号および2003年11月号に掲載した連載「Jakarta活用指南」記事の元原稿に加筆修正したものです。

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