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Zabbix3.0でアクティブ-アクティブ冗長化された監視環境を構築

お客様が提供するパブリッククラウド環境の監視環境として、Zabbix3.0を導入

お客様の業種

金融

お客様の目的

  • 1000ノード以上が稼働するお客様パブリッククラウド環境を監視したい。
  • 監視機能にも高い可用性を実現しつつ、出来るだけコストを抑えたい。

⇒Zabbixサーバ2台をアクティブ-アクティブ構成で構築することにより、お客様のご要望にお応えいたしました。

アークシステムの支援の特徴

当事例では当社がこれまで培ったノウハウをもとに以下の実装を行いました。

  1. 監視設定同期自動化
    Zabbixサーバ1号機での監視設定変更を、Zabbix社提供Zabbix設定バックアップツールを活用した設定同期スクリプトによりZabbixサーバ2号機へ自動で同期します。自動同期の周期はお客様環境に合わせて設定出来ます。
    ※手動で、監視設定同期も可能です。
  2. Zabbixサーバ1号機障害時(監視機能ダウン)時はZabbixサーバ2号機の障害通知を自動で有効化
    障害検知スクリプトによりZabbixサーバ1号機の監視機能のステータスを定期的に確認します。
    Zabbixサーバの1号機の監視機能がダウンした場合、自動でZabbixサーバ2号機の障害通知を有効にして、Zabbixとしての監視機能・障害通知を継続させます。
  3. Zabbixサーバ1号機監視機能ダウン・2号機障害通知有効化を障害通知メールで確認可能
    上記2.の際にZabbixサーバ2号機の障害通知が有効化することで、Zabbixサーバ1号機の監視機能がダウンしたことを障害通知メールにて確認出来ます。
  4. Zabbixサーバ障害時、復旧手順が容易な構成
    上記3.の後、Zabbixサーバ1号機の復旧時は設定同期スクリプトを自動実行することで、Zabbixサーバ1号機がMaster、2号機がSlaveに切り替わり、通常運用状態に復旧することが出来ます。
    ※監視データの復旧は考慮外
  5. 監視設定世代管理
    監視設定バックアップをお客様の環境に合わせて世代管理することが可能です。

プロダクト

[ Zabbix3.0 ] [ Zabbix設定バックアップツール ] [ RHEL7.1 ] [ mariaDB5.5 ]

ポイント

  • Zabbix3.0を使ってミッションクリティカルな監視環境を構築
  • アクティブ-アクティブ冗長化構成を採用し、お客様独自の環境において高可用性をもった監視環境構築を実現

アクティブ-アクティブ構成時の監視イメージ

  • 冗長化されたZabbixサーバはそれぞれ独立して監視対象機器を監視します。
  • Zabbixサーバ自体の障害を検知するために、Zabbixサーバ自体を相互・自己監視します。
  • 通常時はZabbixサーバ1号機(以下、画像参照)からのみ障害通知メールを発報することとし、1号機2号機が同一の障害を検知した際の多重発報を防ぐ運用とします。

アクティブ-アクティブ構成時の監視イメージ

当社の実装内容

当社の実装内容

冗長化構成の比較について

ご参考までにZabbixサーバ冗長化構成を検討する上で以下のアクティブ-アクティブ構成・アクティブ-スタンバイ構成のメリット・デメリットをまとめました。

構成 アクティブーアクティブ構成 アクティブースタンバイ構成(DBレプリケーション方式)
監視継続性

○片方のZabbixサーバ障害時、監視が停止することは無い

×主系Zabbixサーバ障害時は切換えが発生。切換え時の数十秒、復旧時にDB同期のため数分~数十分間の停止が必要

HA構成難易度

○特になし

△クラスタソフトの知見、それに適した運用設計が必要

監視データ同期

×Zabbixサーバ個々にデータを取得している

○監視データは一意となる

費用

△1.5台分のZabbixライセンス費用

○OSSでクラスタを構成すれば、Zabbixライセンスは1台分


Zabbix3.0に関する構築・保守および冗長化構成利用時の実装ノウハウ、運用方法をについてご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。

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