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第1章 :オープンソースとプロダクト
5オープンソースを利用する利点・欠点
オープンソースのプロダクトを利用する場合にまず思い浮かぶ特徴は「無料で利用できる」ことです。おかげで気軽に入手できる、金銭的なコストがかからないといったメリットがありますが、真の利点はソースコードが入手可能なことだと筆者は考えています。ソースコードが入手できることで、不具合の修正、機能の追加が自分たちの手で行えます。また、プログラミング言語の有効な学習方法の1つとして良いソースコードを見ることといわれますが、オープンソースプロダクトは世界中の優秀な開発者が作成したソースコードに触れられるといった点でも利用価値が高いのです。その他の点も含めて利点を整理すると次のようになります。
利点
- ソースコードが入手できる
- 不都合があった場合、ソースコードを修正することによって対応できる
- 世界中の多くの優秀な開発者によって行われるレビューのおかげで、商用ソフトウェアと比べてエラーが少なく、洗練された、資源効率のよいプロダクトが多い
- 製造元の都合 (倒産や吸収合併など) によるプロダクトの消滅がない
- 無償で利用できる
しかし、同時に欠点もあります。
欠点
- サポート体制が完備されているとはいえない
- 品質に対する保証がない
- 多くの場合、日本語ドキュメントが不足している
- ライセンスによっては商利用が事実上不可能なことがある
上記のようなリスクがあることも念頭に置く必要があるでしょう。しかし、既に日本で多く利用されている有名なプロダクトの場合には、日本語での情報が充実し、メーリングリストなどのユーザーコミュニティも形成されているので、あまり心配する必要はないと思います。










