当社エンジニアによる書き下ろし技術レポート Close-Up IT

技術レポート 新着RSS(Atom)

この記事に関連するサービス
センター運用業務の継続的実施
この記事に関連するお問い合わせ
お問い合わせ

第3章 :モデルケース

6モデルケース[2] システムは生きもの、トラブルは起こるもの 代表的なトラブルの例

Z社では、性能面でのトラブルが頻発しており、改善に頭を悩ませている様子。
早速、状況をヒアリングしてみた。

処理が重なった場合のレスポンス悪化

レスポンス悪化やバッチ遅延といった、性能面でのトラブルがよく起きる。
バッチ処理が遅延して、請求書発行を委託している企業へのデータ転送が遅れてしまい郵便局への発送が遅れたり、翌朝のオンライン起動が間に合わなかったりという影響も発生している。

Z社担当課長「期末期初や月末月初、週末といったピーク時によく発生しています。先月は、月末が3連休でしたから、いろいろな処理が連休前の営業日に重なってしまい、特にひどかったですよ。」

Z社では性能管理を行っており、月次レポートを作成して担当者が分析しているが、平均値でのレポートであるため、閾値は超えていないので、問題なしと判断されている。

予測不可能なピーク性によるレスポンス悪化

新規システム構築時には、性能面での検証や計画に基づくサイジングをしているものの、継続したキャパシティ計画は行われていない。

Z社担当課長「特にBtoCのWebシステムは、事業部門側でWebによるキャンペーンを行うこともあるのですが、そういった場合に予測できないほど多量のリクエストが発生してしまって、困りましたよ。ユーザーからクレームも来ましたしね。私も担当取締役にお叱りを受けました。」

障害発生時の連絡

レスポンス悪化などの障害が発生してしまった場合、コールセンターは、ユーザーからの大量のコールでパンク状態。ユーザーも回復まで待ちの状態を余儀なくされている。

Z社担当課長「クレームと言えば、よくユーザーや社内から「レスポンスが悪い時、それが障害によるものなのかどうか、わからない!」、「待ち状態が長くなり、業務効率が著しく低下してしまう」、「コールセンターの負荷を考えてくれ!」と改善が求められています。」

このページの先頭へ