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第2章 :9つの「管理項目」の概要

16システム運用 「回復管理」とは

相関図:9つの「管理項目」における回復管理の位置づけ

目的

  • 障害発生時の迅速な対処策決定
  • 迅速かつ正確な回復処理の実施

管理のポイント

  1. さまざまな障害を想定し事前に回復手順を完備
  2. 障害回復の鍵はコントロール
  3. 回復計画の見直しも重要

「回復管理」とは

「異常事態」の状況下では復旧を急ぐ必要があるため、検討の時間は充分に確保できません。また、心理的にもなかなか冷静な判断ができない状態になります。そこで事前の準備が非常に大切になってくるわけです。
情報システムに障害が発生した後、迅速かつ安全に復旧するための管理が回復管理です。障害による被害を最小限に抑えるためには、自動化可能な回復処理を自動化したうえで、考えうるあらゆる障害を想定して事前にできることを準備し、対応手順を整え、体制や役割を明確にしておくことが肝要で、これを担う回復管理の目的は次の2点です。

  • 障害発生時の迅速な対処策決定
  • 迅速かつ正確な回復処理の実施

もし回復処理が適切に行われなかった場合には、二次障害を引き起こし回復時間が大幅に延びたり、後になってからデータの矛盾に気付き復旧が非常に困難になってしまう危険性があります。したがって、回復計画から実施までの手順を、二次災害を含む様々な障害を想定して用意しておかなければなりません。

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