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第2章 :9つの「管理項目」の概要

7システム運用 「稼動管理」とは

相関図:9つの「管理項目」における稼動管理の位置づけ

目的

  • システムのアウトプット納期 (TAT) の遵守
  • 可用性の確保

管理のポイント

  1. 必要なときに必要な処理を計画どおりに実施する
  2. アウトプットをタイムリーに利用者に提供する
  3. 異常を迅速に検知する

「稼動管理」とは

システムの目標とするサービスレベルを維持するためには、システム全体が予定通り稼動している必要があります。通常の規定、手順に基づく運用業務を正常に実施し続けることが重要です。そのための管理を稼動管理と呼びます。

稼動管理の目的は次の2点です。

  • システムのアウトプット納期 (TAT) の遵守
  • 可用性の確保

※TATは、turnaround timeの略

稼動管理は通常、次の3項目を管理することによってシステムを安定的に稼動させ、アウトプット納期の遅延や、トラブルによるシステム停止を防止し、サービスレベルを維持することによってシステムの信頼性を確保します。

スケジュール管理

システムの正常稼動を維持するためには、

  • 業務要件に基づいたシステムの稼動スケジュールを作成し、これに従って運用すること
  • システムの運用にかかわる業務をスケジュール化し、これを実施すること
  • 上記業務に影響を与えない期間に、定期点検、予防保守、変更作業を実施すること

が重要です。これらをスムーズに実施するためにスケジュールを一元管理することは、システムを運用していく上で不可欠なポイントです。この管理をスケジュール管理と言います。

オペレーション管理

スケジュールに基づきコンピューターシステムを稼動させ、各種業務を正常に処理し、出力された情報をタイムリーに利用部門に提供するためには、オペレーション業務を確実に実施することが重要です。そのための管理をオペレーション管理と呼びます。

稼動監視

リアルタイムでシステム稼動状況を把握し、障害発生の検知と連絡を正確かつ迅速に行うための管理が稼動監視です。これによりシステムの可用性を高めることが可能となります。

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