当社エンジニアによる書き下ろし技術レポート Close-Up IT

技術レポート 新着RSS(Atom)

この記事に関連するサービス
システム・インフラ基盤の設計・構築
この記事に関連するお問い合わせ
お問い合わせ

第5章 :ケーススタディ

5【ケーススタディ2】金融B社におけるシステム移転

ポイント

  • 安全性と停止時間を考慮しデータを段階的に移行
  • ディスク装置移行は、既存ソフトウェアのみで、データロストしないしくみを考案
  • 短期間でのシステム移転のため、アークシステムが旗振り役となってシステム移転プロジェクトを推進

※災害対策用のしくみをこのシステム移転に利用することは、期間的に無理があるため断念

システム移転のプロジェクト概要

システム移転の背景など
  • 外資系金融機関と合併するため、外資側のデータセンターへ、システムを移転
  • 災害対策用のしくみはあるものの、このシステム移転に利用することは期間的に無理があるため断念
システム規模/移転対象リソース
  • ディスク装置2台
  • テープ装置
  • ネットワーク
  • ホストマシン
  • サブシステム (UNIX 40台、Windows 20台)
プロジェクト期間 7ヶ月
システム移転の前提条件 停止可能時間は8時間
システム移転方法

アークシステムの業務範囲

全体計画 移転全体計画を顧客とともに実施
ネットワーク設計 移転先のシステムにおけるネットワーク環境設計を実施
移転環境構築 移転先システム環境の構築、カスタマイズ
データ移行 データの整合性チェック、段階的データ移行の手順作成、移行テストの実施
スケジュール管理
  • 移転関係者全体のスケジュール管理を顧客とともに実施
  • 短期間でのシステム移転のため旗振り役となってプロジェクトを推進
テスト、リハーサル 移転関係者全体のテスト、リハーサルを顧客とともに統括
移転 移転全体を顧客とともに統括

効果

安全性と停止時間を考慮した移行手順の推進 データを分類し、段階的な移行を実施することで、システムの停止時間とリスクを軽減することができた。
コスト削減 テープ媒体を使用してデータ移行するにあたって、データの整合性を既存のソフトウェアのみで確認できる手順を作成することでコスト削減を図った。
スケジュール遅延回避 システム移転ではテストや移行の日程が複雑に絡みあうことが多いため、どうしても目が行き届かない部分がでてくる。そのためスケジュール管理は単なる進捗管理にとどまらず、例えば遅れが目立つタスクに他のタスクから要員を融通して投入するなど、積極的な関与を行うことで、スケジュール遅延の芽を摘み取った。

このページの先頭へ