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第5章 :ケーススタディ

4【ケーススタディ1】もっと詳しく : ネットワークを1年間かけて拠点単位で段階的に切り替え

A社の業務は24時間稼動が前提で、システム保守として、2ヶ月に1回4時間、1ヶ月に1回1時間のみ業務停止可、という厳しい業務停止時間の制限があった。

ホストマシンの移転には、移転に必要な作業時間から算出して、2ヶ月に1回の4時間の停止時間を充てたい。移転と同時にネットワークを切り替える場合、ネットワークの不具合からホストマシンが切り替えられなかったり、戻し作業が発生したりすると、切り替え日が大きく延長されてしまう。

このリスクを回避するために、ネットワークは1年かけて拠点単位で段階的に切り替える方法を選択した。

ネットワーク切り替えの流れ

説明図:ネットワーク切り替えの流れ

ネットワーク切り替えの手順

説明図:ネットワーク切り替えの手順

  • レプリケーション機能用の回線を利用し、ルーター1から2への経路を使い、移転先ホストマシンへ接続
  • ホストマシン切り替え後のネットワークテストは、1時間停止が可能なときにリハーサルを実施
  • ホストマシン切り替え後のレスポンスについても検証を実施
  • ホストマシン切り替え後、安定稼動を確認し、ルーティング変更によるネットワークの切り替えを実施

メリット・デメリット

メリット
  • ホストマシンの切り替えとネットワークの切り替えを分離することで、リスク分散が可能
  • それぞれの切り替え日の業務停止時間を少なくすることが可能
デメリット
  • 回線使用料などのコストが必要
  • ホストマシン切り替え後、かつ、ネットワーク切り替え前の状態でのテストなどの工数が増加

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