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第5章 :ケーススタディ

2【ケーススタディ1】流通A社におけるシステム移転

ポイント

  • 運用を自社センターからアウトソーシング先に移管するため、すべてのリソースを物理移転
  • ディスク装置のレプリケーション機能を用いて、仮想テープ装置のデータを安全かつ低コストで移行
  • 厳しい業務停止時間の制限のもと、安全性を重視し、ネットワークの切り替えを段階的に実施
  • 運用移管にともない、自動化などの運用改善、運用効率化の施策を実施

システム移転のプロジェクト概要

システム移転の背景など
  • 複数の拠点で稼動していたホストマシンを、データセンターへ統合
  • システム移転とともに、運用をアウトソーシング先へ移管
拠点数/システム規模/移転対象リソース
  • 拠点 15箇所
  • ディスク装置
  • 仮想テープ装置
  • ネットワーク
  • ホストマシン
  • サブシステム (UNIX 10台、Windows/Linux 5台、AS/400 4台)
プロジェクト期間
  • 12ヶ月
システム移転の前提条件
  • 業務は、24時間稼動が前提
  • システム保守として、2ヶ月に1回4時間、1ヶ月に1回1時間のみ、業務停止
システム移転方法

アークシステムの業務範囲

全体計画 移転全体計画を顧客とともに実施
ハードウェア設計 移転先のシステムのハードウェアまわりの設計を実施
移転環境構築 移転先システム環境の構築 (運用の自動化構築含む) 、カスタマイズ
データ移行 レプリケーションの設定、仮想テープ装置のデータ移行
スケジュール管理 移転プロジェクト全体のスケジュール管理を顧客とともに実施
テスト、リハーサル 移転プロジェクト全体のテスト、リハーサルを顧客とともに統括
運用改善 運用ルールの作成、オペレーター教育
移転 ネットワークは1年間かけて拠点単位で段階的に切り替え

効果

コスト削減 仮想テープ装置のデータ移行を、ディスク装置のレプリケーション機能を使用して実施した。このため、ディスク装置と仮想テープ装置、2種類のレプリケーション機能を使用した場合に比べ、大幅にコストを削減することができた。
業務へのインパクトを最小化 厳しい業務停止時間の制限のもと、ホストマシンの移転の安全性を優先し、ネットワークの切り替えは1年間かけて段階的に実施することで、業務へのインパクトの最小化を図った。
運用効率アップ 従来はさまざまな拠点で別々の運用を実施していたのを、移転を機に共通運用ルールを策定し、運用を統一することで、運用効率をアップした。開発 / 運用の分離も実施。

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