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第3章 :移転推進の勘どころ

2システム移転推進の勘どころ [2] 環境構築

移転作業は、作業項目によっていくつかのフェーズに分けて推進していく。それぞれのフェーズの役割や目的によって、何を重視するかも変化していくことになる。ここでは「計画」、「環境構築」、「テスト」、「リハーサル」、「移転」の5つのフェーズを想定した。またこれらフェーズとは独立した存在 (機能) として「移転推進」を配置した。各フェーズ / 機能についてアークシステムが考える勘どころを紹介するのでぜひ参考にしていただきたい。

環境構築

待ち受けシステムを用意する移転の場合や、移転を機にシステム環境や業務アプリケーションに変更が入る場合は、必要なシステムやテスト環境を構築する必要がある。

主な作業 ドキュメント
  • 待ち受けシステム構築
  • テスト環境構築
  • 基盤動作確認
  • 環境書
  • カスタマイズ報告書

勘どころ

  • テスト環境の構築にあたり、構築担当とテスト担当が異なる場合には、テスト項目の詳細から実施方法にいたるまで、充分なすりあわせを実施すべきである。認識がずれたままでテスト環境構築を進めてしまうと、後になって再構築しなければならない事態を招く危険性がある。
     
  • 現行本番環境は日々変化する。そのため、本番環境での変更管理情報をプロジェクト側と共有するしくみを作るとともに、待ち受けシステムへの変更箇所の移植の方法、タイミング、担当を明確にする必要がある。ただし、待ち受けシステムの変更頻度は極力少なくすることが肝要である。とくにテスト期間中の移植は、テスト環境の破壊につながるため、充分な検討と周知が必要である。

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