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第2章 :システム移転のテクノロジー

3システム移転時のデータ移行方法

システム移転の大きな課題として、データをどのように移行するかという問題がある。データの多くは、データ記憶装置 (ディスク装置やテープ装置) に保管されているため、これらの外付け記憶媒体の移行方法に、頭を悩ませることになる。現段階で、考えられるデータ移行方法として、大きく以下の3点があげられる。

  • 装置の物理搬送
    データ記憶装置 (ディスク装置やテープ装置) などをそのまま搬送する方法。
  • 媒体を使用したデータ移行
    テープなどの媒体にデータをコピーして搬送し、段階的にデータを移行する方法。移転先に待ち受けシステムを構築する必要がある。
  • データ記憶装置のレプリケーション
    ディスク装置やテープ装置などのレプリケーション機能を使用する方法。移転先に待ち受けシステムを構築することに加えて、移転元と移転先両方で人手による作業が発生する。

データ移行のテクノロジーは日々進化しているため、数年前にベストであった方法に比べて、別の新しい手段の方がより安全に実現できる可能性がある。テクノロジーの選択によって、コスト、安全性、期間などがより明らかになり、システム移転の具体的な手順が描けるようになるため、幅広い視点から検討し、適切なテクノロジーを選択する必要がある。

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