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第5章 :IPA未踏ソフトウェア開発期間を終えて

3IPA未踏ソフトウェア開発期間を終えて千葉PMからのメッセージ

A MESSAGE FROM CHIBA-PM

写真:千葉PM
千葉PM

横田さんはその年齢 (でも一説には世界のオープンソース開発者の主流はこの年齢層の人達だとも) のせいか、着実で安定感のある開発スタイルが魅力です。その一方で、プロジェクト採択時はすこし物足りないなとも思っていました。

とりあえず未踏ソフトウェアというからには、この人何をしでかすのだろう、とプロジェクトマネジャーを良くも悪くも不安にさせるくらいがよいと思うのです。そういうわけで、当初は横田さんのこの安定感を壊すのがプロジェクトマネジャーの役割と思ったぐらいです。

しかしふたを開けてみると、プロジェクトは当初の計画をよい意味で壊して発展したので、とてもよかったと思います。最終成果報告会での発表でも、プロジェクトの本来の目的であるプラグイン機構の話をあえて封印し、AjaxとDHTMLでぐりぐり絵をうごかしながらコンテンツを編集できるところを強調していました。

プラグイン機構の話は技術的には大切なのですが、難しすぎて面白くありません。難しいプラグイン機構の上に生真面目にコンテンツ管理システムが作られていても、一般のユーザーにとっては退屈なだけでしょう。少し型破りなところ、見た目に派手なところがあってこそ、ソフトウェアは魅力をもちます。

横田さんはそれを同期の他のユニークな開発者の面々に学ばれたのだと思います。そういう開発者間の交流も未踏ソフトウェアの魅力です。安定感の中にも型破りなところを身につけた横田さんの活躍と、Kvasir/Soraの今後の発展を応援しております。

IPA 平成18年度上期 未踏ソフトウェア創造事業
プロジェクトマネジャー
千葉 滋

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