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第3章 :開発奮闘記

2日々のKvasir/Sora開発の様子

Kvasirの開発の進め方については、未踏プロジェクトとして採択される前とあまり変わりはありません。普通にPCを起動 して普通にソースコードを書きます。ただ、進捗については以前よりも気にする必要がありますので、だいたい2週間に一度のペースで開発者ミーティングを行 うようにしています。これは実際に集まって行います。内容は主に各自の進捗報告と、次のミーティングまでに行う作業の確認、そして困っていることがあれば 各自出してもらい、みんなでディスカッションをします。

この他には、開発者の自宅に集合して開発者合宿 (といっても泊まりではないのですが) を行ったり、集まる時間がない場合はオンラインでディスカッションをしたりします。オンラインでのやりとりには、主にメーリングリストとメッセンジャーを 使っています。ミーティングの議事録や開発用ドキュメントの管理にはWikiを使っています。

国家プロジェクトをやっていてどう ? と聞かれることも多いのですが、正直言ってあまり実感はありません。確かに独立行政法人 (IPA) が事業として未踏プロジェクトを公募して採択されたので、国家プロジェクトだと言われればまぁそうなのかもしれませんが、よくある国家プロジェクトのよう に「こういうものを作りなさい」と言われて開発をしているわけではなく、自分の作りたいものを開発しているので、あまり国家プロジェクトらしくないかな、 と。

とはいえ、単にお金を出してもらえてラッキー、という程度かというと、まったくそういうことはありません。自分が考えたプ ロジェクトがそれなりの倍率を勝ち抜いて採択されたわけですから、大きな自信を持って、またある種の使命感を持ちながら開発に取り組んでいます。それに、 せっかく選んでもらったのだからいいものを作らないといけないと気持ちが引き締まりました。そういう喜びややりがいというのは、会社の業務で得られるもの とはちょっと質が違いますね。

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