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第3章 :開発奮闘記

1IPAのプロジェクトに採択されて

IPAの未踏ソフトウェア創造事業に採択されてから、Kvasir/Soraの開発にあてられる時間がぐんと増えました。これによって、私の生活サイクルも大きく変わりました。

今までは、会社の仕事が終わって家に帰り、家族との時間を過ごした後に、家族が寝静まってから夜更かしして開発をしていま した。家族が寝付くのが大体11時くらいで、その後にいろいろな雑務を終えるのが12時くらい。それから3時まで開発をしたとしても、たかだか3時間しか 開発に当てられませんでした。しかも夜中は眠くてあまり頭が働きません (齢のせいでしょうか・・・)。

それが、今では平日の昼間の半分はKvasir/Soraの開発ができるようになりました。時間を細切れに使うのは効率が 悪いので、大抵は「今日はKvasir/Soraの開発」「今日は会社の業務」と日をわけて開発をしています。Kvasir/Soraの開発をする日は朝 から晩まで開発だけに集中できますので、今までに比べて開発ペースは格段にアップしました。

開発時間が増えたことだけでも嬉しいのですが、それだけではありません。未踏プロジェクトとして開発をするなかで、IPAからはさまざまな支援をしてもらっています。

未踏プロジェクトは、プロジェクトマネージャ (以下PM) の配下で進められます。PMからは、プロジェクトの進め方についてのアドバイスを受けたり、困ったことがあれば相談に乗ってもらったりと、プロジェクトの進行をいろいろな面でサポートしていただいています。

私のプロジェクトの担当PMは東工大の千葉先生なのですが、千葉先生は研究者としてだけでなく、ソフトウェア技術者としても大変優秀な方ですので、ディスカッションするなかでいろいろなひらめきをいただいています。

また、PMに対して定期的に進捗を報告することになっていたり、最初はキックオフミーティング、途中に中間報告会、最後に 成果報告会が設けられていたりと、一定のペースを保って開発を進めやすいように配慮されています。ペース配分が苦手で作業を後回しにしてしまいがちな私の ような人間にとってはありがたいしくみだと思っています。

さらに、未踏プロジェクトには管理会社をつけることが義務付けられていまして、予算管理などの事務処理は管理会社に任せて開発者は開発に専念できるようになっています。これもお金の管理や事務手続きが苦手な私にとっては大きな支えとなってくれています。

イラスト:IPAのプロジェクトに採用されてよかったこと

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