当社エンジニアによる書き下ろし技術レポート Close-Up IT

技術レポート 新着RSS(Atom)

この記事に関連するサービス
開発技法(ノウハウ)の提供
この記事に関連するお問い合わせ
お問い合わせ

第1章 :概要

3IPAの未踏ソフトウェア創造事業への応募の動機

未踏ソフトウェア創造事業への応募動機は、先に述べたように低コストでスピーディーにWebサイトを保守できるようにしたい、そのために柔軟な拡張機能を備えたコンテンツ管理システムを作りたいという気持ちもさることながら、次のような現実的な理由もありました。

私は2001年にオープンソースのWebコンテンツ管理システムである「Kvasir/Sora (別ウィンドウで開きます) 」 (クヴァシル・そら) の開発を開始し、現在もThe Seasar Foundationにて開発を継続していますが、プライベートな時間を利用して開発を行っていたことと、開発への協力者が少ないことから、開発に十分な 時間をとることができていない状況でした。そこで、IPAに提案を行うことで開発予算を確保し、その予算によって平日の昼間に開発をする時間を確保できれ ばと考えました。

また、せっかく開発するのですから、より多くの人に使ってもらいたいという気持ちがありました。より多くの人に使ってもらうためにはまずこのソフトウェアについて知ってもらうことが重要ですが、認知度を向上させる一手段としてIPAへのチャレンジは効果的だと考えました。

採択は提案を行ったPMごとに行われますので、全体の倍率よりもPMごとの倍率が意味を持ちます。私がプロジェクトを提案した千葉PMの場合、昨年 度 (2005年度上期) の倍率は応募数29件に対して採択数4件とのことで、約7.3倍でした。今回の倍率は、応募数39件に対して採択数4件とのことで、約9.8倍でしたの で、昨年度よりも狭き門だったということになります。

このような状況の中で、私の提案が採択される見通しは極めて暗く、勝算はあまりありませんでした。相談した知人 (2005年度の被採択者です) にも「その内容では通らないのでは」と脅されましたし (笑) 。ただ、何もしなければ何も状況は変わらないので、自分ができることは何でもやってみようと思って応募しました。

このページの先頭へ