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第1章 :概要

2「メタプラグイン機構に基づくコンテンツ管理システム」概要

私が未踏ソフトウェア創造事業に提案したのは「メタプラグイン機構に基づくコンテンツ管理システム」という、カスタマイズ性の高いCMS (Contents Management System、 コンテンツ管理システム) です。メタプラグイン機構とは、機能を単純に個別に追加する "フラットな" プラグイン機構とは異なり、プラグインからプラグインを利用したりプラグインをプラグインによって拡張したりというように、プラグイン同士を組み合わせる ことで柔軟な機能拡張を実現する機構です。この機構によりカスタマイズコストを抑えることができ、低コストでのWebサイト構築が可能になります。

もう少し詳しく説明しましょう。

一般的にCMSは静的なコンテンツを登録・管理する機能に加えて、「新着情報」や「アクセスカウンタ」といった動的なWebサイトを構成するための 部品とそれらをサイト内に配置する機能をあわせ持っています。そのため、CMSを利用することで短期間かつ少ないコストでWebサイトを構築することがで きます。また、コンテンツの管理をWebブラウザでグラフィカルに行うための管理ツールを備えていることも多いため、管理・運用コストも低減させることが できます。

その一方で、CMSの持つ既存機能だけでは要件にかなうWebサイトを構築できず、カスタマイズが必要になることが少なくありません。特にCMSが 提供する拡張機構 (例 : プラグイン機構) の範囲でカスタマイズが完結しない場合、CMS本体に手を入れる必要が出てくるため、開発・保守コストが一気に増大してしまい、開発コストを低減させると いうそもそものCMS導入目的が達成できないことになります。

こういった課題を解決する方策のひとつとなるのが、私が提案したメタプラグイン機構に基づくコンテンツ管理システムというわけです。

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